当店のつけ場は、お客様の目線と同じ高さになるように設えたカウンター席。
お客様からは、細かな仕事までも見て取れる距離。
”魅せる仕事”を大切にし、所作はもちろん、お客様のご要望にお応えできるよう、心がけております。
ただ美味しいだけではなく、
その先にある”感動を覚える味わい”を目指した一貫を。
良質な食材本来の味を活かし、食べ時を見極めてご提供しております。
「鮨いち」の代名詞。例えば海苔を使わない雲丹の握り。一口で楽しむ至福の時間。
口の中ですっと溶け、雲丹本来の味わいをお愉しみいただけます。
そして、鮨屋では珍しい「鰻の握り」私の出身地である愛知・三河の鰻を香ばしく焼き上げた一貫。「鮨いち」といえば、この握りがおまかせの始まりです。エンターテイメントを大切に、伝統と、その先の進化をご堪能ください。
鮨のために作られたお米を
使用しております。
魚の旨味を引き立てながらも、
決して脇役に留まらない味わいは、
ネタと対になる不可欠な存在。
赤酢のしゃりと米酢のしゃり、
2種類を使い分け、
より高みを目指した味わいを
追求しています。
器・酒器にもこだわりを。
私の趣味が高じて、
集めた有田焼や備前焼。
お料理との調和を考え、吟味し、
器も含めてお愉しみいただける、
より良い一皿をご提供するように
心がけています。
季節の移ろいを愉しみ、自然を尊ぶ。
例えば、
春は豊富な貝類、夏は脂が乗った青肴、
秋は食欲を掻き立てる秋刀魚に鯖、
冬は贅沢な食材の鮪や蟹、河豚を。
食べ頃を迎えた旬の食材を大切に、
季節に応じて美味しくご提供しております。
日本の伝統的な食文化である鮨を通じて、
季節を愛でることを大切に。
また一年の時の流れを心にストーリーとして
刻んでいただければと思っております。